柿埜真吾のブログ

日々の雑感を自由に書きます。著書や論考の紹介もします。

2024-05-01から1ヶ月間の記事一覧

書評掲載(5/ 21)『サミュエルソンかフリードマンか』

この度、『週刊金融財政事情』に、ワプショット『サミュエルソンかフリードマンか 経済の自由をめぐる相克』(藤井清美訳,若田部昌澄解説,早川書房)の書評が掲載されましたのでお知らせします。是非ご覧いただければ幸いです! 『サミュエルソンかフリー…

少数派の権利が他人事でない理由

「外国人などマイノリティーの権利が認められると日本人が搾取される」というのが人種差別主義者のお決まりの発想です。彼らにとって、権利というのは、移民の取り分が多くなれば、他の日本人の取り分が少なくなる大きさの決まったパイのようなものです。こ…

「子供率」のから騒ぎ

移民に自分の国が乗っ取られるのではないかというのはしばしばみられる偏見です。実際には、多くの移民は第二世代以降は移住先の言語を話すようになり、文化的にも多くの点で次第に同化していくのが普通です*1。ごく少数の移民に日本が簡単に乗っ取られてし…

見出しに飛びつくべからず

まあ、こんな記事にいちいち批判を書いても仕方ないのですが、偶々目に入ったのでコメントさせていただきます。 パックン バイデン大統領の“日本人は外国人嫌い”発言に「そこまで間違っていないかも」 | 東スポWEB (tokyo-sports.co.jp) この記事に極右の皆…

バイデン大統領の発言

ゴールデンウィークですが、皆様いかがお過ごしでしょうか。バイデン大統領の発言をきっかけに、移民をめぐる議論が盛り上がっていますね。 アメリカのバイデン大統領がイベントの中で「なぜ日本は問題を抱えているのか。それは彼らが外国人嫌いで移民を望ん…