2024-12-01から1ヶ月間の記事一覧
リバタリアンの経済学者出身のハビエル・ミレイ氏がアルゼンチンの大統領に就任して1年が経ちました。最初はエキセントリックな言動のミレイ氏はさんざん嘲笑されましたが、今は多くの人が考えを改めています。その成果はリバタリアニズムが達成できること…
今日は、オーストリア学派の思想家ハンス=ヘルマン・ホッペ氏(ネバダ大学ラスベガス校名誉教授)を取り上げたいと思います。ホッペ氏は無政府資本主義者ロスバードの弟子で、自身も無政府資本主義を標榜しています。一部の本格派の(?)リバタリアンの間で…
彼〔ディオゲネス〕が日向ぼっこをしていると、アレクサンドロス大王がやってきて彼の前に立ち、「望みのものを何でも言うがよい」と言った。すると彼は「日陰になるからそこをどいてくれないか」と答えた。*1 古代ギリシャの哲学者ディオゲネスは、樽の中で…
今年は世界でも日本でも重要な選挙がありましたが、懸念されていたように極右政党、権威主義的政治家が政権を獲得する事態が相次ぎました。2020年の大統領選で不正選挙陰謀論を主張し議会襲撃事件を引き起こした張本人であるトランプ元大統領の当選は象徴的…
この度、『週刊金融財政事情』 2024年11月18日号にヨハン・ノルベリ『資本主義が人類最高の発明である』(山形浩生訳, News Picks)の書評を掲載していただきました。ぜひご覧いただければ幸いです! 『資本主義が人類最高の発明である』 | きんざいOnline 今…
忙しくてすっかりお知らせが遅くなってしまいましたが、週刊読書人11月15日号に松戸清裕著『ソヴィエト・デモクラシー』(岩波書店)の書評を掲載させていただきました。ぜひご一読いただければ幸いです! 【What’s New!】週刊読書人2024年11月15日号 | 読書…